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税理士・行政書士の藤本尚士です。
 

通常の融資よりも多額のお金を調達することができる方法として「協調融資」というものがあります。

これは二つ以上の金融機関と同時に融資手続きを進める方法です。
 

単独の金融機関での融資なら見送られてしまう高額の融資も、協調融資なら獲得できるチャンスがあります。

 

協調融資について

協調融資とは、複数の金融機関から同時に融資を受けることを意味します。

たとえば、日本政策金融公庫に対して希望融資額1,000万円を申し込んだとします。
 

しかし、自己資金額や担保・保証人の有無等の問題で、日本政策金融公庫は半分の500万円しか融資できない場合もあります。

そんな時、公庫が他の銀行や信用金庫と協調融資を行うことで、希望金額である1,000万円を獲得できる可能性が出てきます。

 

メリット

(1)融資額が大きい

 
協調融資は通常の融資よりも融資額が高くなる傾向にあります

なぜなら、複数の金融機関が融資しているので、貸倒れのリスクが単独融資よりも半減できるからです。
 

そのため、最初から高額の融資を希望する方には、お勧めです。

 

(2)効率的である

 
複数の金融機関から資金調達をする場合、融資の手続きもそれぞれの窓口で行わなければなりません。

融資獲得後も、決められた日程ごとに返済をしていくことになります。
 

しかし、協調融資の場合、取りまとめとなる金融機関がいるので、そことやり取りをすれば良いので、金融機関ごとに異なる書類を作成する必要もなくなります。

返済も取りまとめ役が指定した口座にお金を振り込むので簡単です。

 

デメリット

(1)融資獲得まで時間がかかる

 
融資を受ける場合に、公庫であれば1ヶ月程度で融資を受けることも可能です。

しかし、協調融資だと、2ヶ月から3ヶ月ほどかかってしまう場合があります
 

この理由として、公庫が協調融資を行う場合は、融資実行の要件に「他の金融機関の融資が確定してから」という要件が加わるためです。

民間の金融機関の場合、信用保証協会付融資での対応になることが多く、信用保証協会の面談などで時間がかかってしまうのです。

 

(2)どちらからも融資がされない可能性も

 
基本的に日本政策金融公庫の方が先に融資審査の結果が出ます。

しかし、仮にそれがOKであっても、もう一方の金融機関がダメな結果になれば、日本政策金融公庫も最終的に融資を見送ります
 

片方だけの融資だと資金が足りず、想定していた事業計画が進められないからです。

 

(3)手間がかかる

 
場合によっては各金融機関で異なる資料を提出しなければならないこともあります。

また、日本政策金融公庫と保証協会付融資を協調融資で進めるのであれば、公庫と保証協会それぞれの担当者と面談を行う必要があるので、手間がかかります

 

まとめ

協調融資について解説いたしました。

高額融資を希望している場合にはお勧めの制度ですが、デメリットも多いことに注意が必要です。
 

利用したいと考えるなら、融資の専門家に事前に相談した方が良いでしょう。

 


 

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