日本政策金融公庫に提出する申込書とは?
日本政策金融公庫にてお借入れをする際には、申込書が必要になります。この申込書は日本政策金融公庫のホームページよりダウンロードすることもできます。また当社にもご用意しております。
所定の申込書になりますので、記入する際には様々な注意点があります。
申込書に記載する際の注意点とは?
- 印鑑の押印個人事業主の方が借入れを申込みされる場合は、個人の印鑑証明書と同じ印鑑を押印します。また、お名前は自署する必要があり、ゴム印の使用はできません。
- 法人が借入れを申込みする場合は、法人の印鑑証明書と同じ印鑑を使用します。法人名(商号)のご記入はゴム印を使用しても大丈夫です。
- お申込みの方の印鑑を押印する必要がありますが、何でもよいわけではありません。
- 借入れ希望日の記入お申込みをされてから面談まで早くて1週間ほど、その後の審査にかかる時間等を考慮すると、面談から2週間ほどは融資までに時間がかかります。借入希望日には申込日から1ヵ月程度の日程を記入しましょう。
- 日本政策金融公庫で借入れを申込みした場合は、その申込書を基に面談があります。
- 返済期間、据置期間の記入
- 返済希望期間を記入します。据置期間とは、利息のみを返済する期間のことです。創業当初は資金も少なく、安定した収入が入ってくるまで期間を要する場合があるかもしれません。事業が軌道に乗るまでどれくらいかかるかを考慮して、据置期間を設定するのか決めるとよいでしょう。
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資金の使いみちの記入
借入れの資金を何に使うのかを記入する必要があります。資金の用途は、申込時に必要な事業計画書に具体的に記入しますが、申込書にも明確に記入しておきましょう。
いかがでしたか。日本政策金融公庫への申込書を記入する際には上記注意点を踏まえるとよいでしょう。また、借入れの申込みの際は所定の申込書とは別に事業計画書等が必要です。
日本政策金融公庫にてお借入れをご検討中の方は一度当社へご相談下さい。
熊本県玉名市出身。創業融資に強い税理士。
経歴:
2007年 宅建業 エステート九州株式会社設立 代表取締役就任
2011年4月 税理士法人熊和パートナーズ入社・勤務
2014年8月 税理士法人新日本設立、その後、行政書士事務所設立 現在に至る
主な資格:
税理士、行政書士、相続手続相談士、相続診断士、宅建取引士、税務調査士®、不動産投資・運用アドバイザー®、医療経営アドバイザー、医療経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナー(FP)2級